ICO追っかけ女子大生日記

JD徒然草

徒然なるままに心にうつりゆくよしなし事を書きます。

ALISミートアップ

はじめまして。

暗号通貨について調べていたらICOにハマってしまい、フラフラしている女子大生のみおです!

最近夏休みが終わって大学が始まってしまいましたが、社会人の方よりは時間に余裕があるのでICOについて何か発信したいな、と思いブログを開設しました。

 

さっそくですが、昨日(9月29日)に渋谷のBOOK LAB TOKYOで開催されたALISのミートアップに参加してきたので、その様子についてレポートしたいと思います。 

【ALISとは】

最初にALISとはどういうプロジェクトかを簡単にご説明させていただきたいと思います。詳しい内容にご興味のある方は日本語のホワイトペーパーがあるので是非そちらをチェックしてくださいね。

ALISとは日本初の分散型ソーシャルメディアプラットフォームで、適切な評価制度によって本当に価値のある記事が適切に評価されるSNSを目指しています。

同様のサービスとして既にSTEEMがありますが、ALISはSTEEMの問題点であった「トークンの仕組みの複雑さ」と「日本語非対応」を解決するサービスになろうとしているのです。

【ALISミートアップ】

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それではみなさんお待ちかねのALISミートアップの様子をお伝えしたいと思います。自身の主観も入っていると思いますが、ご了承ください。

ミートアップ会場は新宿のBOOK LAB TOKYO。コーヒースタンド併設の本屋さんなのですが、非常に雰囲気がよくて本のチョイスも興味深かったので、またイベントじゃないときにお邪魔したいと思います。

18時半から受付開始だったので18時40分頃に会場入り。社会人の皆さんはお仕事終わりの方も多かったようでまだ人影はまばらでした。

入口でもらった名札に名前とハッシュタグを書いて、記念品のTシャツとドリンクをいただいて席へ。図々しくも前から3列目くらいを陣取りました!

ドキドキワクワク待つこと30分ほど。予定より10分くらい押して19時10分頃からイベントがスタートしました。

BOOK LAB TOKYOのCEO、西山さんの司会でオープニングを終え、ファウンダーの方々がそれぞれのALISの描くメディアの未来について語ってくださいました。

<ALISのビジョン>

まずはCEOの安さんから。

ICOの調達金額は13,182ETH、日本円では約4.3億円。参加者は4,375人でした。他のICOと比較すると参加者が多いですね。

大口投資家がガッツリ入ったICOではなく、みんなに支えられたICOというのもALISらしい結果だったと思います。

参加した方々の国も様々で、約100ヶ国から参加がありました。日本が65%、その他の国が35%で、上位3ヶ国は日本、アメリカ、ロシア。

非常に様々な国の人から期待をかけられているプロジェクトなのだということを改めて感じました。

会社のビジョンは「信頼の可視化で人のつながりをなめらかにする」こと。そのためのミッションとして

  • 信頼できる記事と人々に素早く出会えることを可能にするソーシャルメディアを創造する
  • 人や情報の信頼性を可視化するロジックを柔軟に変化させながら常に磨き続ける
  • ブロックチェーン技術とトークンエコノミーにより自律的に発展する経済圏を実現する

の3つを提示しました。また裏ミッションとして、「日本国内のブロックチェーン産業やICOを健全に盛り上げ、ベンチャー企業が立ち上がる新たな機会を作り出す」ことも掲げました。

というのも、世界においてICOで調達されたお金は2000億円くらいですが、日本の企業がICOで調達したお金はこのALISの4.3億円くらいなので、国内でICOがもっと盛り上がってほしいという思いがあるそうです。

今回のミートアップは、ALISのメンバーとプロジェクトについてもっと知ってほしいという思いから開催されました。安さん自身が、ICOを見ていく上でファウンダーがどういう人間なのか不透明なものが多かったので今回このような形をとったそうです。

ファウンダーの方々と実際にお会いしてその為人を見ながらお話を聞ける機会ってなかなか無いのでいいですよね。ミートアップやその記念品のための資金はすべて自腹で、ICOで集めたETHには手を付けていません!というのも好感が持てました。

そして、ココでサプライズゲスト、というよりは新UI(ユーザーインターフェース)デザイナーの方のご紹介がありました。

有名なデザイナーさんなのですが、腕で勝負するために顔出しNG。とのことでウサギのマスクをして登場したウサギさん。

「今まで学んできた経験・知識をALISにすべて注ぎます。デザインは人がいないと成り立たないもの。我思う故に我あり、ではなく人思う故に我あり、でいきたい。誰かのことを思って誰かのためにものを作る。人を大切にして世のなかを少しでもあたたかく。そんな思いでデザインに取り組んでいきます!」

という思いを語ってくださいました。UIデザイン楽しみですね!

その後は安さんの来歴を交えながらALISを作ろうと思ったきっかけや目指すゴールについてのお話。

あまりにも初期条件で色々と決まってしまう世の中に違和感をもち、安さん自身の「あのときあの情報・人に出会っていなければ、今はなかったかもしれない」という経験をもとに、情報と人とのつながりの格差解消を目指しました。

そしてALISのゴールは「人の信頼度を可視化し、信頼が関わる物事のプラットフォームをつくること」だそうです。

最高のチームとICOでの調達資金を持って、プロダクトローンチとグロースに注力していくと宣言してくださいました!期待。

<ALISのマーケティング

つづいてCMOの水澤さん。

ICOへの興味でフラフラしている人間としては一番面白かったセクションです。今後ICOを考えている方、必見です。

コミュニティに選んでもらう存在になるための信頼のマーケティング

マーケティングとは顧客の開発と市場の創造なので、ターゲティングして狙い撃ちをするのではなくToT (Transfer of Trust) Marketingで各コミュニティが持っているコミュニティ内の信頼を伝染させることでマーケティングを行ったそうです。

具体的には資金調達額との相関が最も高いSlack参加者数をKPI設定し、Crypto界隈の重要人物を特定し承認行動からのバイラルを基本戦術としました。

その結果、Slackの登録者数が4300人程に!戦術成功です。

初期はプロダクトローンチへの期間等からTwitterでScamと騒がれていたこともあったALISですが、信頼のマーケティングの成功によりコミュニティ内でプラスの声があがるようになったのです。

みなさんが気になっている上場についても発表が。9月29日からCoinExchangeに上場!(パチパチパチ

実はTwitterでもちょこちょこ話題になっていたのですが、CoinExchangeではICO終了の2日前くらいからALISがのってしまっていて、それについてもお話がありました。

海外の取引所とのやり取りは至難。上場が難しいとかではなくやり取りが雑。取引所に問い合わせをしたことがある人ならわかるかもしれませんが、まず返信が遅い。そして返信が返ってきても約束を守ってくれない。

ということで今回の2日前のフライングが起こってしまったようです。ALIS側を批判する声も見受けられたのでこの場で言及させていただきました!

プロダクトグロースの道のりとしては、今年の12月ごろにMVPを検証しユーザーインタビューを行います。ベータ版のリリースは来年4月予定で、テストユーザー募集も行うそう。

ベータ版では実際にブログの記事を書いて、評価されたらALISトークンが付与されるという形まで実装出来たらと考えているようなので、楽しみですね!

<ALISの開発方針>

そして最後にCTO石井さん。

私は私立文系大学生なのでテック面のお話には非常に疎く…開発分野のお話はわからないことが多かったので解りやすく説明してくださった部分を抽出してご紹介。ごめんなさい。

ALISは技術もないのに絵空事言ってるな、と思われていることもあるようですが、(実際にエンジニアがいなくて大変だね、と言われた経験アリ)そんなことはなく、かつてないほど徹底的にテストコードが書かれたプロジェクトです。

テック面に詳しい方はGithubの方で確認していただくとお分かりになると思います。

また、ブロックチェーンを使ったプロジェクトって大変そう、そんなことできないんじゃないか、と思われがちですがそんなことはありません。

ブロックチェーンを使ったプロジェクトと言っても大きく2つに分けられます。

①Ethereum・NEO・Wavesのようなプラットフォーム。レイヤーが低く汎用的に使える。その反面、開発に時間がかかる。

②GNOSIS・golemのようなDApps。特定の問題解決・目的に特化したもの。迅速な開発が可能。

ALISは限りなく②の方に寄せていきたいそうです。Ethereumフォームなどの関係で少し①に触れることもあるかもしれませんが、本来の目的を達成するために必要なのは②なので迅速な開発が可能です!

以上の点から、「ALISの実装において怖いところはありません。」と言い切ってました。(カッコイイ

最後にテック面から見たICOのお話。

ICOは、「大きな価値の動きを管理者なしでシンプルに、安価に、セキュアに、迅速に」というブロックチェーンの特徴をフル活用したもの。

ICOブロックチェーン利用の始まりに過ぎず、新しい利用例がどんどん出てくると考えているようです。ブロックチェーン技術の今後にも期待が高まりますね。

<攻めと守り>

ここでファウンダー3人のお話は終わりだったのですが、西山さんの提案で法務・経理の亀井さんも少しお話をしてくださいました。

世界的にICOに対する規制の波が広がってきている中でICOを行ったALIS。そこに信頼できる法務の方がいるのは大きいですね。

攻め(マーケティング)と守り(リーガル)が整ったALISチームを再確認できてよかったです。

以上で、ALISのチームメンバーのトークセッションは終了です。

【交流会】

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ALIS記念品ステッカー


トークセッションの後は来場者全員での交流会です。ここでは名札に書いたハッシュタグ「#初心者 #大学生」というのを見て話し掛けてくださる方が多く色々な方との会話を楽しめました。話し掛けてくださった皆様、ありがとうございます。

会場で思ったのは年齢層幅広いな、ということ。自分は若いほうでしたが、白髪の方まで様々な年齢の方がいらっしゃいました。

私は、お年を召した方は暗号通貨に否定的な方が多いのかな、と思っていたので驚きでした。それだけ多くの方の共感を呼び、サポートしたいと思わせるプロジェクトだったんですね。

私以外にもうひとり女子大生の参加者を見つけて仲良くなれたのも思わぬ収穫でした♪

NHKの取材とのことで会場にはカメラも。顔出しNGなわけではないけど個別インタビューは拙いことしか言ってないからカットしてほしいな…。

記念写真撮影の後は名刺交換OKタイムに。私は名刺を持っていないのでそれまでと同様の過ごし方をしていましたが、各方面名刺が飛び交っておりました。

私も数名の方に名刺を頂戴し、CEOの一本締めでミートアップはお開きに。

最後に滑り込みで安さんとお話させていただき、少額ですがサポートさせていただいている旨をお伝えし、握手していただきました。

【まとめ】

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ALIS記念品Tシャツ

今回、暗号通貨・ICOに関わるようになって初めてミートアップに参加させていただきました。私の感想は「もっと色々参加したい」。

自分のサポートしているプロジェクトのメンバーのトークを聞いて、直接お話をして、為人を理解することで、さらに応援する気持ちが増したミートアップでした。

短い時間ではありましたが、本当に有意義な時間でした!

 

来週もICO関連のイベントに参加する予定なので、これからも大学生の自由な時間を活かしてもっと色々飛び込んでいきたいと思います!

お読みいただきありがとうございました。