気になるICO④ AirSwap
こんばんは!
お忙しい社会人の皆さんに代わって精力的に動いてイベントに参加し情報発信をしていきたい、という話をしていたら「天使!」と言われたので、今日から副業天使です。よろしくお願いします。
冗談はさておき、今日は最近話題の「分散型取引所」の側面を持ったICOであるAirSwapを紹介しようと思います。
例に漏れず、このブログは皆さまに対してICOへの参加をオススメするものではありません。投資は自己判断・自己責任で。
【AirSwapとは】
AirSwapは、EthereumブロックチェーンとP2Pプロトコルのオフチェーン技術を組み合わせた、ERC20トークンのトレーディングのためのプラットフォームです。
売りたい人と買いたい人の需給をマッチングさせる、という意味では分散型取引所と同様の側面を持っています。しかし、AirSwapはオフチェーン技術とハイブリットしたプラットフォームになります。
注文やオーダーブックはIndexer(インデクサー)というオフチェーンのP2Pサービスで管理されていて、トレーディングがマッチすると、スマートコントラクトが執行されトークンが交換(スワップ)されます。
【AirSwapの仕組み】
トークンの取引が成立するまでの仕組みを見てみましょう。
オフチェーンのIndexerにはオーダーブックをつくるMakerの配列が格納されていて、注文情報やアドレスが含まれています。Takerがこれに注文をマッチさせることで取引が成立します。
Makerが注文を出す人で、Takerが注文に応じる人、という形です。
①TakerがMakerにトークン取引に応じるgetOrderを発信します
②Makerは注文を送ることでそれに返信します(provideOrder)
また、当事者間で価格情報を提示し、見積もりをすることもできます。
①TakerがMakerに指定したトークンでの見積もりを要求するgetQuoteを発信します
②Makerは指定されたトークンでの見積もりを返信します(provideQuote)
このあたりの仕組みについては、詳しく知りたい方はホワイトペーパーを読んでみてください。(日本語版もありますが、日本語がだいぶおかしいので、英語版の方がわかりやすいと思います。)
【AirSwapのココが気になる!】
<良いところ>
・ConsenSys社のサポート
ConsenSysはEthereumブロックチェーンをベースにしたエンタープライズ向けのサービス提供を行っていて、企業向けのブロックチェーンコンサルティングも行っています。
そのプロダクトの中には予測市場プラットフォームとして有名なGNOSISもあります。また、Consensys社の創業者であるJoseph Lubin氏はEthereumの共同創業者でもあります。
このConsenSys社がサポートをしているプロジェクトであることが、私がこのプロジェクトに興味をもったきっかけです。
<悪いところ>
・具体的なトークンの使い道が不明
このプロジェクト、ホワイトペーパーを読んでも公式HPを見ても、具体的なトークンの使い道がわかりません。プラットフォームを使う権利が得られる以外は何の特典があるのかわからないのが現状です。
【AirSwapのICO】
<トークンについて>
AirSwapのトークンの単位はASTで、1AST=0.01ETHで販売されます。ASTはERC20に準拠したトークンです。
AirSwapは上の項目でも述べた通り、ホワイトペーパーに具体的なトークンの使い道が書かれておらず、「AirSwapプラットフォームに参加するためのメンバーシップトークン」と記載されていました。
<プレセールについて>
AirSwapはプレセールが8月25日から9月8日に渡って行われ、購入金額により10~30%のボーナスが付与されていました。
プレセールの調達金額は2千万USD、およそ22億円くらいです。AirSwap側としても想像以上の調達金額だったようで、Mediumに「もっと広いコミュニティの人々に購入してもらうためにプレセールはクローズしました」と書かれていました。
ユーザーがいないと成り立たないサービスですから、より多くの人々にプロジェクトに興味を持ってもらいトークンを購入してもらうことは大切ですよね!
<メインセールについて>
メインセールは10月10日の朝9時(JST)から行われ、ハードキャップは42,000ETHです。
メインセールに参加するためには、事前登録としてホワイトリストへの登録が必要になります。こちらの事前登録が10月4日今夜23時(JST)から7日5時まで(JST)までの54時間しかできませんので、ICOに参加したい方は登録を忘れずに。
ホワイトリスト登録のためのURLは公式Telegramに掲載されていますので、ご留意ください。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。AirSwapのプロジェクトに興味を持っていただけましたか?
ご紹介した通り心配な点もありますが、私はホワイトリスト登録をしたので投資してみる予定です!
お読みいただきありがとうございました。