Pundi Xミートアップレポート
こんばんは!みなさんお元気ですか?私はインフルエンザの予防接種をした直後なのに風邪をひいてしまい、ひたすらのど飴をなめてます…🍬
日が出ると昼間は暖かいですが朝晩は冷え込むので、みなさんも体調管理に気を付けてくださいね!
さて、今回は11月7日のPundi Xのミートアップレポートをしたいと思います。
このプロジェクトはアラタさんがTwitterでトークセッションの案内をしてくださるまで知らなかったので、昨日のミートアップでだいぶ理解を深めることができたかな、と思います。
ミートアップは11月7日19時から赤羽橋のレンタルスペースで開催されました。数十人いらっしゃっていたので、他にも1人くらいは女性の方がいるかな~と期待していたのですが・・・紅一点にはビックリでした。
【Pundi Xとは】
Pundi Xは、誰でも簡単に暗号通貨の購入および暗号通貨による決済ができる世の中をめざす、インドネシア発のプロジェクトです。
インドネシアでは銀行口座を持っている人が全人口の30%、さらにクレジットカードを持っている人は全人口の10%しかいないそうです。
そういった中で、小売店やレストランでスマートフォンを使ってQRコードを読みこむキャッシュレス決済システムであるPundi-Pundiは、インドネシアの首都ジャカルタにおいて10万人以上のユーザーの獲得に成功しました。
Pundi-Pundiは物品購入のために便利なシステムであり、このビジネスモデルを利用し、Pundi XはPundi X POS(Point-of-Sales)デバイスの導入を考えました。
インドネシアでは電気代などを含む公共料金の支払いが、すべてプリペイ(前払)システムになっています。そのため、このようなPOSデバイスをコンビニなどの店頭に設置することによってキャッシュレスで電力などを購入できるようになります。
同時に、このPOSデバイスでユーザーは暗号通貨を購入・売却・使用することができます。Pundi X Passというカードを用いて、誰でも安全に簡単に暗号通貨を保存し、売買・使用することが可能になります。
【Pundi Xの良い点】
・POSデバイスの導入による暗号通貨の売買・使用の簡易化
POSデバイスを導入したことによって、誰でも安全に簡単に暗号通貨を売買・使用できるようになります。
今までは「ビットコイン」という単語を聞いたことはあっても購入方法がわからず手に入れられない人がいましたが、このデバイスによってビットコインを初めとした暗号通貨への参入障壁を下げることができます。
・キャッシュレス決済手数料の低減
既存のクレジットカードよりも手数料が低く、デバイス設置店舗に対してのメリットになります。クレジットカードの利用者数が少ないことも追い風となり、さらなる設置店舗数の拡大に期待できるのではないでしょうか。
【Pundi Xの懸念点】
・実際にPOSデバイスを使って暗号通貨を購入する人数
POSデバイスが店頭に存在していたからといって今まで暗号通貨を購入したことのなかった人間が誰しもビットコインを購入しよう!となるわけではないと思うので、実際どれだけの数の人がこの機能を利用するのか疑問が残ります。
・Pundi X自体の儲け方
Pundi Xはこれらのシステムの手数料が少ないことを売りにしているため、手数料ビジネスを行いません。そういった中で彼らのマネタイズ方法は、トークンの売却益のみになります。トークン価格の上昇を見込んだ設計だとしてももう少し他の手段も組み込むべきだったのでは…と思ってしまいます。
【Pundi XのICO】
プレセールでの調達金額:約400万ドル
ICO開始日:2017年11月20日(月)
ハードキャップ:280,000ETH(うち5%にあたる14,000ETHをプレセールで調達)
レート:1ETH=500PXS
調達資金の使い道:Pundi X POSデバイスの購入
【アラタさんとkuniさんのトークセッション】
一通りCEOのZacによる説明が終わると、アラタさんとkuniさんによるトークセッションがありました。
短い時間の中で、アラタさんは投資家として、kuniさんは投資家およびICOチームメンバーとして、それぞれの目線でICOに対する見解を語ってくれました。
お二人の共通意見としては、「ICOバブルのときのようにICOにお金を入れれば内容に関わらずトークン価格が上昇して儲かる、という時代は終わってしまったので、これからは投機的な考え方ではなく、投資として実際にこのプロジェクトがお金を入れるに値するのかを見極めていかなければならない」ということでした。
アラタさんはブログ、kuniさんはMediumの方で様々な情報を発信していらっしゃるのでみなさんチェックしてみてくださいね!(私も愛読してます。)
【まとめ】
半ばトークセッション目当てに参加したミートアップでしたが、アラタさん・kuniさんのお二人だけではなく、会場にいらっしゃった多くのICOに詳しい方、関心がある方の考えを聞くことができ、貴重な経験になりました。
また、CEOや日本側のサポートを担当した方々との交流機会もあり、有意義な時間でしした。
お読みいただきありがとうございました。